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平成中村座 2008 フィナーレ −2008/11/26(Wed)
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早くも来年の話・・・歌舞伎座・初春大歌舞伎2009−2008/11/23(Sun)
・11月も、あと一週間を切りました。そして、今週で二ヶ月にわたった 「平成中村座」 も終わっちゃいますね・・・この二ヶ月は、なんだかバタバタしていて、レポも滞ってし

歌舞伎座さよなら公演−2008/11/01(Sat)
・再来年解体が決定した歌舞伎座で、来年から「歌舞伎座さよなら公演」と題した興行が行われますが、それに向けて、「好きな歌舞伎20選」を募集しているそうです。 あなた

歌舞伎座 建替決定に思うこと−2008/10/26(Sun)
・3年前の歌舞伎座建替報道の時にも一筆書かせていただきましたが、最近、アクセス解析をしてみて、新聞報道以来急激に、「歌舞伎座 建替」 というキーワードによる検索が増

歌舞伎座・芸術祭十月大歌舞伎 <昼の部>−2008/10/23(Thu)
・全く予定して無かったのですが、芝翫の『藤娘』を見ておきたいと思い、歌舞伎座 昼の部(10/15)に行ってきました。『恋女房染分手綱』いわゆる「重の井子別れ」、た

※今回長いです。 適当に、すっとばして下さい。
(初出演、うめです。 ご心配おかけしました。元気になったよ〜)
ウメ吹雪

浅草寺境内で二ヶ月にわたって公演を続けていた平成中村座も、ついに今日の『法界坊』千穐楽で終わり。
舞台がはねて、小屋を出て、雨上がりの冷たい夜の空気の浅草寺を歩いていたら、
すごく寂しい気持ちに襲われました。
“祭りの後”という言葉が、ぽつっと浮かぶ。
二ヶ月通った浅草と思うと、感慨もひとしおです。

『法界坊』千穐楽は、とにかく理屈抜きに楽しかったです。
とにかくこのお芝居では、思いっきり芝居を楽しむことと、平成中村座という箱を堪能することにしているので。

今回の『法界坊』は、17日、今日と、2回目の観劇。
ラストがとにかくワクワクの大スペクタクル。
大詰めで舞台裏が開くので、チケットを取ってない日に、一度行こうと思っていたのですが、実現出来ませんでした。残念。
(『岩藤』の時は行きました〜)
今日もたくさんの人が、外に集まっていたようです。




さて、舞台の方は・・・

千穐楽のせいか、みなさん今日は力が入ってましたね〜。

一軸の入った箱の中身をすり替えて、紐を結び直す法界坊、
いつもより念入りに結んでましたよ〜、裏側まで。
で、次に一軸をすり替える手筈の勘十郎(笹野高史さん)が苦労してました。
筋書きの勘太郎くんの言葉によると、ここはアドリブのように見えて、実はやることがきっちり決まっているそうですが、今日ばかりは少しアドリブが多かったかもしれませんね。
笹野さんはポニョを歌ってたし♪

要助(勘太郎)の恋文を甚三郎(橋之助さん)が、みんなの前で読み上げる時の、法界坊の勘太郎いじりのアドリブが、結構好き。
実は、法界坊の書いた恋文にすり変わっているのですが、甚三郎(橋之助さん)が、「汚い字だな〜」という時、「だから習字やっとけって言ったんだ」 とか、
「おまえのことは全部わかってんだ」とか、「母方の叔父に似た」と、橋之助さんの前で言ってみたり・・・。
H17の「研辰」の時の“震度2のゆる〜い地震”のくだりを思い出しました。

亀蔵さんの番頭正八は、相変わらず怪演。
しかも、今日は、いつもより沢山回っておりました・・・(この動きは言葉では説明出来ない)
カテコの時、「次回はもっと進化した正八をお目にかけます」と言ってました・・・。
来年の名古屋公演、楽しみですね。

三囲り土手の場で、法界坊が穴掘りをして、出てきた頭蓋骨を鍬パターで穴に入れるシーン。
昨日は、するするとフラッグが出てきました。
しかも、18番ホール!
十八代にかけつつ、最終ホール=千穐楽 というところでしょうか。
勘三郎さん、ぼそっと、“もうすぐ出来るよ・・・”と。
二ヶ月ゴルフをガマンしてたんですもんネ。
明後日からゴルフ三昧かな?
(明日は歌舞伎座だけど。 休む間もなく、大変ですね〜)

ちょうど幕間が終わった頃からでしょうか。
雨が強く降ってきたらしく、仮設小屋の屋根に当たる雨の音が大きくなりました。
しかし、ちょうどすっぽんからお久美の姿をした、法界坊&野分姫の亡霊が現れるところ、
しーんとした暗い舞台に雨の音が響いて、思わず鳥肌が立ちました。
こういう芝居小屋ならではの感覚。
花やしきの声や、ヘリの音に悩まされた小屋だけど、自然の音が聞こえる分には、「江戸」を感じる瞬間です。

全編通して強く思ったことがひとつ。
勘太郎・七之助が、とことんマジメに芝居をし通していたこと。
当たり前のことかも知れませんが、こういう芝居で、しかも周りが結構はじけてて、千穐楽くらい・・・って思ってもおかしくないのに、
よくまぁ、あんな場面でクスリとも笑わずやってるなぁ・・・と。
だからこそ、余計場面が面白く感じられるんですよね。
ほんと、親孝行な息子たち。
役と、自分たちの立場を、良くわきまえているんですね、きっと。




カテコでは、
勘三郎さん、串田さんはもちろんのこと、笹野さん、歌女之丞さん(中村座初出演とのこと)、扇雀さん、亀蔵さん、橋之助さん(涙で言葉が詰まってました・・・思わずもらい泣きしそうに・・・)、彌十郎さん、勘太郎、七之助、山左衛門さん、小三郎さん、勘之丞さん、大部屋代表(たぶん、土橋さん?ジャンケンで決めてました)、そして、清元代表、常磐津代表まで一言ずつ。勘三郎さんの粋な計らいです。
あぁ、やっぱり楽のカテコはいいなぁ。
毎回恒例のようになっちゃったカテコ、時には単に習慣のように1回くらい・・・みたいな時もあって、最近は食傷気味だったんですが、昨日のカテコは、舞台も客席も、みんながこの小屋を立ち去りがたく、別れを惜しんでのカテコだったような気がします。

最後には、大詰めで舞い散る桜の紙吹雪を、客席に向けて大放出。
(舞台裏の外に向かっても!大サービス!)
昨日は五列目でしたが、桜まみれになって、嬉しい悲鳴でした。
(前回は2列目だったので、蜘蛛の糸に絡まれました)
終わってから、桜の花びらを拾う人たちがたくさん残っていて、「なんだか、去り難いわぁ・・・」という声が聞こえてきたり・・・。

もうひとつ、カテコで。
平成中村座宛に届いたお手紙を、勘三郎さんが是非紹介したいということで、
ちょうど観劇にいらしていたNHKのアナウンサーの方(岩槻さんだったかな?お名前うろ覚え、ごめんなさい)によって朗読されました。
『平成中村座様参る』という宛名書きで、勘三郎さんへのファンレターではなく、
平成中村座という芝居小屋への感謝の気持ちとラブコールといった内容でしたが、
私が今回中村座に通った中で、平成中村座は進化しているなぁー・・・と思ったことなどなど、共感できる部分がたくさんあって、やっぱりみんな感じていたことなんだなぁ・・・と嬉しくなるとともに、ますますこの小屋から立ち去りがたい気持ちで、芝居小屋を後にしました。

ジップロックは便利♪
私は、ラストに紙吹雪のある時は、最近ジップロック持参です。持ち帰りやすいので・・・
桜だけかと思ったら、いちょう、いのしし、折り鶴の形のものも。
イチョウはもちろん、中村屋の紋所。
イノシシは、忠臣蔵の五段目?
楽のカテコ用の特注花吹雪だったのでしょうか?
イチョウの紙吹雪

旗
開演時、客席に置いてありました。
誰が用意して下さったのでしょう?
 「2008年平成中村座霜月公演 千穐楽ご観劇の幸運をご一緒する皆様へ
  2ヶ月間のお疲れ様の気持ちと
  平成中村座との再会を祈念する気持ちと関わった皆様への感謝の思いを込めて
  カーテンコールの時に皆で旗を振りませんか?
  一度幕が閉じて開いたときに宜しければご一緒に!」
と書いてあります。


※平成中村座は、来年は名古屋、再来年は大阪で二ヶ月上演の予定。
こちらは未定のようですが、「叶うことなら2011年は、この浅草で半年くらいやりたい」との、勘三郎さんの抱負!あ〜、三年後の浅草通いのために、今から体力つけなくっちゃ!
梅吹雪

11/26|中村屋コメント(6)トラックバック(0)TOP↑
昨日は、平成中村座で浅草へ。

帰りに浅草をブラブラしました。

私は最近、毎年1月は浅草公会堂で花形歌舞伎なので、
いつも見ていて、そのうち写真撮らなきゃ・・・と思ってた、 「スターの広場」 の手形。
昨日、やっと撮影してきました。

まだ勘九郎さんの時のですね。
勘九郎さん
もちろん、自分の手と合わせてみました。
あまり大きくないかも・・・てか、私の手がデカイのか?

十七世の手形もあります。
十七世

10/07|中村屋コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
赤坂歌舞伎も終わり、いよいよ来月から11月まで浅草ですね!

先週末、浅草を通ったので、浅草寺に寄り道してみました。
出来てましたよ!
平成中村座!
中村座
もう暗かったので、あんまりよく写ってませんが、舞台裏です。

おっきい瓦屋根は、もちろん浅草寺の本堂の後ろ姿です。
左側の小さな四角い部分は、大道具が入ってました(松の木とか)。
右の、半分で切れているのが舞台裏部分です。
写真ではよく見えませんが、もう、中村屋の定式幕がかかっていました。




浅草寺西側に作られる恒例の奥山風景
こちらはほぼ完成かな?
10月1日のオープンを待つばかり・・・でしょうか。

奥に見えているのが、浅草ビューホテルです。
奥山風景

このあたりは、江戸時代、通称奥山とよばれる浅草発祥の地で、
大道芸や見せ物小屋、盛り場があったのだそうです。
この奥山風景では、江戸時代さながらの町並みを再現して、
江戸小物、版画、玩具、提灯、指物、手拭い等の見世が六十店余並び、
緋毛氈の茶屋が作られたり、ガマの油売りなどの大道芸のイベントもあるようです。
詳しくは、浅草観光連盟パンフで→  パンフはこちら 
マップもあるよ!

私は、予定では、この二ヶ月で浅草に6回行くことになります。
回数券でも買おうかな〜。

09/28|中村屋コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
お月見の日、二回目の赤坂歌舞伎に行って参りました。
席は、前回と同じ、二列目ド真ん中。
ポスター
とにかく、勘三郎さんのオバケ姿、カワイイです。
(常に手の甲を、下にだらーんとしてる。 あと、動きも。幽霊というより、オバケ)

一回目の時は、場面展開の時の大道具、小道具のバタバタが気になったのですが、
ずいぶんスムーズになってきたようです。
(一回目の観劇の時、アレ?この小道具は場面変わってもまだここにあっていいの?
と思ったのは、直ってました)

そういう、間違いは抜きにしても、一回目から変えてるところ、いくつかあったと思います。
(なんてエラソーに言ってますが、どこだったか覚えてません・・・)
そうそう、フグにあたって伊之助がのたうち回って死ぬとこ(実際は踊ってるようなもんですが・・・)、
最後に着物の裾をめくって赤い腰巻きを見せるのですが、
今回は場所柄、TBSの文字と、クマ?のマークがくっきりと。
それが、一回目は正面だけだったのですが、今回は、腰巻きをぐるりと囲んでいて、
勢い、勘三郎さんも、腰をからげて一回り・・・の後、絶命。
わざわざ、作り直したのかな〜。 それとも、元々二種類作ってたのか・・・。
終わったら欲しいなー。

さて、終わってから外に出ると(あ、この日もカテコありませんでした。)、
なにやら、ACTシアターとBitzタワーの間の道路に、緋毛氈を敷いたお立ち台とマイクが。
もしかして、勘三郎さんが出てくる?と、少し待ってみることに。
どおやら、氷川神社の例大祭の前日ということで、山車の巡行のスタート地点になっていたようです。
やがて、二台の山車もやってきました。
山車

二台の山車と、山車を引く人たち、高張り提灯を持つ人たち、観客、野次馬で埋め尽くされ・・・
区長さんや警察署、TBSのお偉いさんの挨拶の後、
待ってました! 中村屋登場!
勘三郎さん登場

後から並んだ高張り提灯にジャマされ、
挨拶されている時は、お顔見えませんでした・・・
でも、待っててよかった〜。

「舞台終わって変えるとき、ここの工事のおじさんとかに、
“頑張ってくださいね〜”とか、声をかけられるんですよ」
 
「姉にチケット取ってくれと頼まれて取ろうとしたら、もう取れないっていうんですよ。
(舞台に)出てる人が取れないなんて・・・すごい人気で有難いです」


なんてことを話してらっしゃいました。

その後、勘三郎さんの音頭で一本締め。

前回は、時間がなくて筋書きしか買わなかったんですが、
今回は、荷物が多くなったので、生成の布トート(紋とサイン入り)と、一筆箋、手ぬぐいを買いました。
手ぬぐい、二種類あったんですが、一種類は売り切れでした・・・悔しい。
初日に買っておけばよかった。
そういえば、ここ数年で勘三郎さん関係の手ぬぐいがぐぐっと増えました。
そのうちこの場で、特集してみようと思ってます。

☆次回赤坂歌舞伎は、千秋楽です!

初日に引き続き、今日も赤坂芸者さん達が花を添えていました。
芸者さん

09/15|中村屋コメント(34)トラックバック(0)TOP↑
昨日9/3、赤坂歌舞伎の初日、行ってきました!
待ち合わせで、いつもより若干早めに着いたのですが、
ACTシアターに向かう途中の喫茶店から、日本髪に黒留め袖の赤坂芸者さん達が。
その方達は、会場の時お出迎えしてくれてました。
(今日の朝日新聞朝刊で、勘三郎さんと写ってましたね)

ACTシアターの周りには、平成中村座の時と同じ幟がたくさん立っていて、
ニューヨークの時のような、江戸の町を意識したお店も出て、江戸気分。
お天気の森田さんが中継をしてました。(そっか、ここはTBSか)
カメラを持っていかなかったのですが、氷川神社の山車が入口に飾られてました。
内部の“ACT CAFE”も、今月ばかりは“ACT茶屋”になっていました。

さて、お芝居はお馴染み『狐狸狐狸ばなし』
私は今回で3回目ですが、扇雀さんのおきわは、初めて。
扇雀さんだと、ちょーっと年齢的にムリが見えて、私は福助さんの おきわがいいな。
昨日は、二列目ド真ん中♪ なので、扇雀さんのあごのシワが見えすぎて・・・。
それに最近太ったのか、劇中でも勘三郎さんが、
 「ちょっと肥えた?」
 「もう、ぎりぎりやで〜」
とか言って笑いを誘っていました。

新しいキャストとしては、寺男甚平を演じた、劇団カクスコ出身の井之上隆志さん。
この方は、新橋演舞場の『殿のチョンマゲを切る女』、『わらしべ夫婦双六旅』と二年続けて勘三郎さんと共演している味のある役者さん。
寺男甚平も笑わせていただきました。

牛娘の亀蔵さんは、ちょっと影が薄かったなぁ。
(決して影の薄い役ではないんですが・・・)
亀蔵さんの牛娘は二回目ですが、やっぱり初めて見た獅童の牛娘のインパクトが強すぎて・・・。
もう、獅童さんはあういう役はやらないのかしら。

さて、劇中扇雀さんのセリフで発表されましたが、
来春は、四国・琴平の金丸座で中村屋公演決定とのこと!
金丸座は見学したことはあるのですが、歌舞伎は観たことがないので楽しみです!

休憩を挟んで、勘太郎、七之助兄弟の『棒しばり』
たぶん錦秋公演とかでは既にやってるんでしょうけど、私はこの二人の『棒しばり』は初めて。
さすが兄弟、息もぴったり。
勘太郎くんの声が、もうすっかり勘三郎さんにそっくりで、時々横顔とかも似てたりして、
ドキドキしてしまいました(なにがドキドキかは不明)。
扇捌きもちゃんと決まっていました。
それで思い出したけど、納涼歌舞伎の『紅葉狩り』の更科姫、二枚扇は、今まで見た中で一番勘太郎くんが上手でした。

『棒しばり』が終わった後、拍手が鳴りやまなかったのですが、カテコはありませんでした。
なんとなく、演目の順番からいって、『棒しばり』の後のカテコは千秋楽以外は難しいだろ〜と思っていたけど、やっぱりでしたね。
赤坂は、中日(来週)と千秋楽に行くので、そのへんどうなるか楽しみです。

あと、気づいたことは、初日のせいか舞台転換がバタバタしてたかも。
シアターの大道具さんだから、とかいうことでしょうか?
ここでこの小道具が残っていていいんだっけ?というところがありました。
(私の勘違いかもしれませんが、来週よく見てきます)

なんだか、とりとめないレポですが、取り急ぎ速報ということで、お許し下さい。

09/04|中村屋コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

つむぎ

Author:つむぎ
中村勘三郎丈が大好きです。
母譲りで着物が好きです。
だから、いつも『着物で歌舞伎』してます。
劇場に足を運んだ時の感動や、着物の話を綴っていきます。



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